農場解放百年記念の講演会を行います

有島農場解放100年を記念する事業の一環として、『人新世の「資本論」』の著者斎藤幸平氏をニセコ町にお迎えして、記念講演会を開催します。

●日時:2022年8月7日(日)午後2時〜4時
●場所:ニセコ町民センター1F大ホール
●形態:講演会とインタビュートーク
●講師:斎藤幸平氏(『人新世の「資本論」』『大洪水の前に』の著者)
●入場無料・予約不要

『人新世の「資本論」』には、資本主義経済社会の限界を超えていく「コモンと相互扶助」は市民・住民が主体となって創出していくものであり、それは地域における脱成長コミュニティをベースにした相互信頼の関係からしか創造できない、とあります。

講演の中では、この『人新世の「資本論」』の観点から、人新世のニセコ地域で「コモンズと相互扶助」による脱成長コミュニティを目指すために、住民はどのような世界認識を得る必要があるのか、その認識に基づいてどのような実践活動が求められるのか、お話しいただきます。

また、講演後のインタビュートークでは、有島武郎が農場の解放宣言の中で告た「コモンズと相互扶助」の理念が、狩太共生農団25年間の実践活動の中でどのような成果と課題を残したのか、その歴史的遺産の総括を含めて、斎藤幸平氏のお話をより深く理解するためのトークを行います。

脱成長時代を主体的に生き抜く地域づくりに向けて、斎藤幸平氏と共に考えるhとときを共有したいと思います。
ぜひ、皆さんもご参加ください。

概要のフライヤーは、こちらです。